年度末の廃車/抹消手続きはお済みですか？
年度末になり、廃車手続きや抹消の依頼が多くなってきました。
お手元に残してある、もう乗っていない自動車の抹消の手続きはもうお済みでしょうか？
なぜこの時期に廃車/抹消手続きが多くなるかというと、多くは翌年度の自動車税課税を回避したいという理由からとなります。
自動車課税は ４月１日付での所有者に当該年度分の課税が行われます。排気量が大きいほど高額となり、また１３年経過すると概ね１５％の重加算課税となります。低燃費車等は逆に減税対象となり条件に応じ課税額が低くなります。
大排気量の車だと毎年4～5月にお役所から１０万円以上の納付書が届き、大変な思いをされる方もいらっしゃるようです。
思い入れのある車や、お気に入りだけど修理代がかさむ などの理由で、自宅のガレージに放置してある車なども、抹消されてなければ自動車税が掛かることになりますので、この時期に抹消登録手続きが多くなるのは当然かもしれませんね。
自動車税年度末までに車を手放し抹消登録手続きと自動車税止め手続きを行えば、翌年度の納付書は届かずに済むので、3月最後の自動車税登録事務所が開いてる日までに手続きをしなければなりません。
このような事から３月中の車売却や、抹消手続き依頼は１年で最も多くなります。
普通車の場合は、日割りで課税されるので、4月以降も乗る予定がある場合は、慌てて抹消手続きしなくても良いと思うのですが、軽自動車の自動車税は年課税となり普通車のような月割り還付が行われないので、注意が必要です。
つまり軽自動車の場合は、４月１日に廃車手続きを行った場合でも、１日分の登録にも関わらず１年分の自動車税納付が必要となります。
その為、軽自動車の場合は４月以降特に必要という訳ではなければ、年度末内での処理を進めて自動車税止めを行う方が良いのではないかと思います。
そうはいっても、なかなか分かりにくかったり、近くに相談できる整備工場などがない場合は、お気軽に弊社へお問合せ下さい。
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